過去作紹介

すずもちがこんな作品作ってきたよ、というご紹介。


『魔女の掟』

ジャンル:ディストピアファンタジー……??

◎あらすじ

楽園。その力を以て神に仕えることを使命とする魔女たちが住まう場所。

そんな彼女たちを取りまとめる”王女”のミルリアは仲間と共に平和な時間を過ごしていた──。

◎コメント

今のすずもちを作ったといっても過言ではない作品。我が創作活動の原点。この作品で「自分の妄想を出力する(そして他人に見てもらう)」味を覚えてしまった。まぁこれ以前にも自分ひとりでこっそり設定を考えて軽く一話だけ書く(描く)とかはやってたけどこの作品はすずもちの中でも別格です。

ファンタジーの皮を被ったディストピア世界が舞台です。魔女という魔法を扱うことができる少女たちが一か所に集まって暮らしている楽園という場所があるのですが、それは仮の姿。実は……っていうお話。

むかしむかしに原型となる話ができて、それからしばらくの後リメイクということでメカブロ本編のように動画形式で本編を作りました(世間に公開するつもりはあんまりない)。リメイクで初めてテーマ曲の作詞作曲にチャレンジしました。そういう意味でも記念碑的作品。


『月下氷人の魔導師さん』

ジャンル:性転換仲人ファンタジー

◎あらすじ

天才魔導師の青年レイは、魔王と戦った際に瀕死の状態まで追い詰められる。そこで魔王は彼の命を救う代わりに女性になる呪いをかけ、「自身に見合う花嫁を探してきたらその呪いを解いてやる」と告げる。花嫁探しを続けるレイはある日、リーゼという魔導師見習いの少女と巡り会い、共に旅をすることになるのだが……。

◎コメント

媒体は小説。スマホのメモ帳にぽちぽち書いては親友様に送り付けていた。執筆期間は一か月のスピード完結でした。

読み返すとめっちゃ若気の至りが感じられますが、厳密にプロット練ってない割には一応ちゃんと着地できたなとは思います。ってかなんで「性転換した魔導師が魔王の花嫁探しをさせられる話を書こう」っていう発想に至ったのか当時の自分に聞きたい。そこはかとなくギャグ感ありますが内容はそこそこシリアス。「衆人環視の中、冤罪から仲間同士で殺し合いをさせられる」「好きあっている者同士なのに一緒にいると相手の寿命を削ってしまう」とかいう関係性が含まれています。主人公、最終的に文字通り世界を敵に回してリーゼちゃん助けようとするし……。あと寿命差カプ。この頃からそれ性癖だったみたいですね。


『光と闇の代理戦争』

ジャンル:……主従ファンタジー?わからん……

◎あらすじ

天使エーリと悪魔シャドはそれぞれの上司である光の魔法使いブラックと闇の魔女シロからある命令を下される。

任務遂行のため、両者は片や天界から、片や魔界から、地上へ行きそこで出会うことになるのだが──

それは、偶然ではなく必然の出会いだった。

◎コメント

初めて動画連載という形で作ったやつ。今見返すと画力から演出からかなりアレで正直黒歴史ですが作品自体は今でもめっちゃ好き。主従関係のほか、自分が好きな関係性をもりもり詰め込んだ作品となっております。メカブロ作ってるとこの作品との共通点がちらほらあって「“好み”からは逃れられないんだな……」と思ったり。


『animarca』

ジャンル:蟲毒系カードバトルファンタジー……??

◎あらすじ

animaと呼ばれる体を持たない者と、arcaと呼ばれるanimaを宿す力を持つ者が契約を取り交わしたanimarcaという存在になってanimarca同士で戦うお話。カード(トランプ)で戦うよ!

◎コメント

媒体は文。9万文字くらい書いて挫折。結末は一応それまで読んでいただいていた方には公表しました。

某カード☆バトル☆アニメ(原作は漫画)好きが高じて「カードゲームで戦うキャラってなんであんなカッコいいんだろうなぁ自キャラにいたらなぁ……せや!作ったろ!」ということで生まれた作品でもあります。そして相も変わらずマイフェイバリット関係性詰め合わせ。

文字通り命を賭けて、賭けたぶんが自分のライフポイントになるシステム。勝者はそのぶんの命を相手から奪えます。詳細なルールはここでは省きますが「攻撃するためには同じ数値ライフを払う必要がある」なんて今思えばトンデモルールすぎるな……という感想しかない。一応特殊効果が使えるタロットというカードもあったりはするんですが。


『よみ詠みばらい!』

ジャンル:和風魔法少女(少年含)ファンタジー

◎あらすじ

永安京という今昔入り混じる都にて、現れる疫病神を和歌〈うた〉で退治する少年少女。その名を花鳥風月隊。都の警察、松竹梅組なども巻き込み繰り広げられる珍騒動劇、ここに開幕~!

◎コメント

動画にしようと思ったけど小説から書き始めた作品。結局どちらもちゃんと形にはなっていない……各キャラの立ち絵はできている。

内容はまぁ、少年も変身する和風プリ○ュアだと思っていただければ……。「道連れ」がテーマの一つだったりしますが、基本的には明るい作品のはず。


『Skeleton in the Closet』

ジャンル:生者と死者の織り成す学園ラブコメディ

◎あらすじ

名家の子息令嬢御用達のエリート高校、私立橋渡高校。

天涯孤独の身となった水中月つくもはひょんなことから奨学生としてそこに編入することに。

彼女はそこで個性的(?)な夜間部生たちと出会う。

◎コメント

ギャグの皮を被ったシリアスに見せかけてやっぱりラブコメディ。

橋渡高校には昼間部と夜間部がありまして、実は夜間部生はみんな若くして亡くなった死者なんです。彼らは自分のロッカーに隠してある自分の遺体(骨)を回収しようとする冥界の使者を自分の手で追い返すことを条件に橋渡高校で叶わなかった高校生活を送ることを許されています。

で、昼間部に夜間部生の兄弟や幼馴染やライバル(だった人たち)が在籍しています。死者から生者は見えても(見えるだけ、話しかけても気づかれない)、逆は叶わない。

主人公のつくもは夜間部生が見える不思議な子で、忘れ物を取りに行った夜の学校で夜間部生たちと出会うのでした。


『Last Game』

ジャンル:遠未来ゲーム系バトルロワイアル……系ポストアポカリプスもの

◎あらすじ

割愛。代わりに世界観設定置いておきます。

文明が崩壊し、残されたわずかな人々は古代文明の遺産を発掘してそれを利用することで細々と暮らしていた。文明崩壊時に世界を覆った過剰な魔力は薄まる気配を一切見せておらず、地下や海底にも浸透していて人が暮らすことのできる場所はごく限られていた。ある時発掘された遺物、キューブと名付けられたそこに広大な安全圏があることが判明、それと共に既知の魔術である精神の透明化を組み合わせキューブ内に移住するという考えが広まる。地上に留まればいずれ魔力汚染に蝕まれるしかない現実の人々はこぞってキューブへの移住を始めたのだった。

◎コメント

『魔女の掟』の続編といえば続編。ですが『魔女の掟』の時間からかなり経過しています。数千……いや万年単位で。

『魔女の掟』で主人公ミルリアが最終的に編み出した答え(魔女からエネルギーを搾り取るシステムをやめて新たなエネルギー獲得システム(=キューブ)を作る)が裏目に出てしまった世界線の話。そうはいいますが前作主人公ミルリア様をディスるつもりは全くこれっぽっちもないです。別にミルリア様が直接世界ぶっ壊したわけじゃないですし。一つの可能性として見てみたかったといいますか、そんな感じ。

『魔女の掟』では“魔力を無効化する体質”の科学者が重要キャラとして登場しましたが、こちらも“魔力を無効化する体質”のエンジニアが物語の鍵を握ります。なお未完。


取り敢えずこれくらい書いておけばなんとなくすずもちの創作傾向はわかるかなぁ、と思います。まだまだありますがそれらは気分次第で追記します。

すずもちの蔵

すずもちの蔵へようこそお越しくださいました。 すずもちが作ったあれこれを置いておいたりつらつら語ったりします。

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