サブタイ解説

Mechanical Bloody Rose(以下メカブロ)のサブタイトルの意味についての説明。

作者も忘れてる意味とかもあると思うので思い出し次第追加していきます。あと必ずしもその話だけでは完全にサブタイ回収にならないものもあるので、そういうのも本編で回収され次第追記します。

なんか各話のあらすじ紹介みたいになりつつあるような。

※本編投稿状況に合わせてネタバレ具合も調整しています。だいたい最新話まで視聴済み前提で書いておりますのでネタバレ構わんという方以外は本編を先にどうぞ・・・


※順次追加します

・1話「運命の赤い薔薇」うんめいのあかいばら

クレールが赤薔薇を目指す理由となった、つまりその運命に導いたのは赤薔薇のクラリス。そして念願叶ってクレールは赤薔薇になれました。おめでとう。また、クレールは不思議な赤い扉も見つけました。ここから彼女の運命は動き出す・・・きっと


・2話「再会とはじめまして」さいかいとはじめまして

憧れの人、クラリスと再会するクレール。寮ではクリスタとも再会(?)。一方でたくさんの人と出会った回でもあります。グラシアや(明確に会話したという点で)リゼット、そしてロガーナやユリースと。

初めましてを経験したのはクレールだけではありません。リゼットもノエルとここで初めて言葉を交わしました。

と、一見「はじめまして」に見えたロガーナやユリースとの出会いでしたが、実際はこの二人(一柱と一人?)とは再会だったのです(23話あたり参照)。


・3話「叶う夢、叶わぬ夢」かなうゆめ、かなわぬゆめ

クレールは赤薔薇になるという夢が叶いましたが、同じ夢を持っていたグラシアは叶いませんでした。リゼットは友達と一緒に登校するという夢が叶いましたが、兄であるテオバルトがクイーンの花婿候補になったと聞き、自身の胸に秘めていたものが決して叶わぬ夢であることを改めて突き付けられます。


・4話「英雄の資格」えいゆうのしかく

憧れの英雄、赤薔薇になれなかったグラシア。しかしフェリシーの助言を受けて自分が本当になりたかったものは何かについて考え始めます。そんな彼女の相談相手となっていたクリスタは「黄薔薇だって英雄だと言われる資格がある」「黄薔薇には黄薔薇の誇りがある」というカタリーナの話に何か思うところがあるようです。


・5話「霧の向こう側」きりのむこうがわ

初めての実戦演習、天候はあいにく霧。とはいえグラシアは白薔薇は自分の夢と合致したものだということに気づき、五里霧中の状態から脱します。

クイーンの花婿候補に選ばれたテオバルトは雲居ともいえる神の庭にいるクイーンと対面することに。


・6話「開花条件」かいかじょうけん

実戦演習で身に覚えのない記録をたたき出したクレール。その原因を探るべく隊長室に呼び出されます。また、クレールはリゼットと共にルッツ先生の手伝いをして彼の意外な才能とその才能を呼び覚ましてしまった出来事について知るのでした。

一方ウォルトとロドニーはロベルタからユリースの復讐を原動力とする戦い方について注視するようにと言い渡されます。


・7話「雨降るグリザイユ」あめふるぐりざいゆ

ここからしばらくフェリシーとリーセロット関連の話が続きます。白と黒の二人が中心ということでグリザイユ。ちょうど季節も夏に入り雨の時季のようです。

かつて虐げられ、孤独と逃避から色のない(=変化もなく楽しみも悲しみも存在しない)世界で生きていたリーセロット。ですがフェリシーから手を差し伸べられ、彼女の世界に色が灯ったのでした。

ちなみにエリアスとヒイラの話している場面、分かりにくいかもしれませんが雨の音がしていたりします。


・8話「平行線と交差点」へいこうせんとこうさてん

リーセロットを離したくないフェリシーと、そんなフェリシーを心配しミラベルと交流を持つリーセロット。一見揃っているように見える二人の足並みは全く揃わなくなっていたのでした。

リゼットのテオバルトへの想いとテオバルトのリゼットへの想い、こちらも噛み合っているようでそうでもない様子。逆にクレールとユリースは思わぬことで接点を持つように?


・9話「あいなる虚像」あいなるきょぞう

あいなるは相成るで愛なるで哀なるでIなるです。解釈?任せた。気が向いたら書きます。


・10話「救い」すくい

7話からの二人がとりあえず救われるから。以上。

あとノエルにとってのヴァルトルーデは自分を救ってくれた存在だということ、最後に謎の二人が「世界を救う切り札になったりして」なんて言ってるのもそうですね。


・11話「見出されたもの」みいだされたもの

ノエルからクイーンの警護役代理に見出されたリゼット。また、クイーンは「彼のものの名を覚えておきましょう」とクレールに何か特別なものを感じたようです。


・12話「アンバランス・ディアレスト」あんばらんす・でぃあれすと

直訳で「不均衡な(or不釣り合いな)最愛の人(orあなた)」。

ノエルにとっての両親の“愛”、ヴァルトルーデにとっての先生、ロガーナとエリアスの関係、ヒイラにとっての……。

完全に余談ですが個人的にお気に入りのサブタイ。なんかいいよね。


・13話「無才の天才」むさいのてんさい

無才になってしまった天才クレールと、天才になった無才のクラリス。

すずもちはヴァルトルーデ嬢が仰るように努力できるのも才能だと思うのでクラリスさん別に無才じゃない気がしますけど本人がそう言ってるからそういうことにしておきます。


・14話「後悔に託された未来」こうかいにたくされたみらい

「Aに託されたB」って二通り解釈できるような気がします。「AがBを背負った、任された」と「Aから何かを背負わされた、任されたB」と。このサブタイはどっちの解釈もアリ……だと思います。


・15話「追憶は返り咲く」ついおくはかえりざく

ノーコメント。


・16話「落魄あるいは甦生」らくはくあるいはそせい

ジェルヴェーズ家が落ちぶれてしまった……わけではありませんが謀反の疑いをかけられたのは事実。そしてそのことにより甦生、つまり甦ったのは向こう側の世界──カーセルベレスでした。15話でジェルヴェーズの者であることが誇りと語っていたリゼット様、今回はそのせいで疑われることになった状態ですが心境はいかに……。誇りを誇りで傷つけられてしまったといえるのでは。


・17話「行く方も知らぬ道」ゆくえもしらぬみち

楫をなくした由良の戸を渡る舟人ではありませんが、この先どうなっちゃうの~!?なそれぞれでございます。


・18話「要」かなめ

(正直このサブタイ19話に持ってくればよかった気がせんでもないと18話を作りながら思っていたのはないしょ)

そこそこ重要なことを言っていたりいなかったりする回。あとクレールちゃんが様々な人に必要とされた回ともいえる……?


・19話「置き去りの春」おきざりのはる

物理的にも精神的にも置いて行かれた人々と置いて行ってしまった人々と。

ちなみに19話から物語の時間軸で2年目突入です。


・20話「銘々冥々迷々」めいめいめいめいめいめい

みんなそれぞれ迷ってます。


・21話「待ち人」まちびと

ずっと待ってるから。


・22話「目覚めの時」めざめのとき

クレールちゃんが起きるので。

いつか見た君の死あるいは紫を見るんだろうなぁ。

(これで「?」ってなった方はこちらをどうぞ。)


・23話「黄昏のち闇」たそがれのちやみ

黄昏時に出会ったリオンとイリス。リオンがイリスを照らしてくれたのはほんのひと時で、太陽がいつか必ず沈むように二人の別れもすぐに訪れるのでした。


・24話「約束」やくそく

かつてリオンがイリスに「もし生まれ変わった俺を見つけてくれたら抱きしめて名前を呼んでくれ」という頼みを、400年の時を経てクレールが果たしに来ました。かつてルッツとヴァルトルーデの間で交わされた約束もここで果たされましたね。また、ノエルが青薔薇隊長を退職するにあたって心細げなリゼットにいつでも呼んでいいからという約束をしました。


・25話「絶ち繋がれる望み」たちつながれるのぞみ

絶たれてから繋がる望みだってあるものです。前世では愛する人との別れを受け入れられなかった女神の隷ですが、クレールとしてユリース(リオン)へ思いのたけを打ち明け、前へ進むための希望を抱きます。クラリスは安否の分からないヴァルトルーデの身を案じつつ、一層己の使命に励まねばと決意します。リゼットにとってノエルの死は希望を絶たれたことと同義でしたが、異変に巻き込まれた結果兄テオバルトとの再会を果たしました。また、そこで出会ったメアノから「王が戻ったことでこの世界にも希望が戻った」と一度消えた光が戻ってきたという話を聞きました。

他方、ヒイラは主であるエリアスの静止も聞かず女神の隷への執念じみた愛──彼女にとっての希望のために進んでいくのでした。


・26話「機械仕掛けの紅い薔薇」きかいじかけのあかいばら

タイトル回収。といえるほどそれっぽいことはしておりませんが。

たとえ人にはなれない概念だとしても、抗えない運命を背負わされているとしても、それでも進み続けるふたりなのです。


・最終話「廻る運命」めぐるうんめい


すずもちの蔵

すずもちの蔵へようこそお越しくださいました。 すずもちが作ったあれこれを置いておいたりつらつら語ったりします。

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